エレカシの「俺の道」
何度も繰り返して聴いてしまう、このアルバム。
ただ今、猛烈リピ中です。
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エレカシ「俺の道」を聴いて
「ココロに花を」「明日に向かって走れ-月夜の歌-」「good mornimg」「俺の道」「STARTING OVER」「昇れる太陽」「悪魔のささやき~そして、心に火を灯す旅~」「MASTERPIECE」「RAINBOW」「ライフ」「俺の道」
これが、今までに聴いたアルバムです。(ベストは除いて)
まだエレカシのアルバムをすべて聴いたわけではありません。
中でも「俺の道」はごく最近聴き始めました。
個人的には今まで聞いた中では最高だと思ってしまったこのアルバム。
破壊的にカッコいいと感じたんです。
なので、私なりに感じたことなどを書きとめてみました。
俺の道
14thアルバム/2003年7月16日リリース
※2009年9月16日(CD-DA盤で再発)
1. 生命賛歌
2. 俺の道
3. ハロー人生!!
4. どこへ?
5. 季節はずれの男
6. 勉強オレ
7. ラスト・ゲーム
8. 覚醒(オマエに言った)
9. ろくでなし
10. オレの中の宇宙
11. ロック屋(五月雨東京)
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エレカシの「俺の道」は最高にロックだ
半端ないパワーをもらった「俺の道」
このすばらしいアルバムをなぜもっと早く聴かなかったのか。
最高に「ROCK」だ!
〔生命賛歌〕
最初からいきなりパワー全開の「生命賛歌」。
イントロで心をわしづかみされて、地の底から湧き上がってくるような声は圧巻。
この曲はライブで聴くと一段と破壊力を感じる。
聴いて行くうちに最大にドハマリしてしまった曲でもあります。
〔俺の道〕
ストレートな歌詞が心に響く。
哀愁を帯びたスローテンポな曲だと思いきや、だんだんと高揚していく感情が痛いほど伝わってくる。
サビでのシャウトは震える。
〔ハロー人生!!〕
この曲もライブで聴いているうちにハマってしまった曲。
吐き捨てるような宮本さんの歌い方然り、冨永さんの一心不乱にドラムを叩く姿が目に焼き付いて離れない。
「オレは何なんだ?一体何者なんだ?」そうさオレは一体何者なんだ?
21世紀今日現在このニッポンじゃあ、さほどオレの出番のぞんじゃないようだが、どっこいオレはまだ生きている。
そうさオレはそう、まだ生きている
苦悩に喘ぎながらも未来をじっと見据える姿を見たような気がした。
〔どこへ〕
雄雄しい歌い方に圧倒される。
なぜだか「サムライ」「武士」という言葉を連想してしまった。
〔季節はずれの男〕
「言い訳するなよ おのれを愛せよ」
こう言い切れる男、宮本浩次。
最高だ。
〔覚醒(オマエに言った)〕
動画で「覚醒」を歌っている姿を見たのはエレカシファンになってまだ間もない頃でした。
苦しみ、もがくように歌う宮本さんの姿を見た時、「うわ・・この人、凄いわ・・」と思わず息をのんだ曲。
絶望に浸るだけじゃなく未来への希望を捨てるなと言われているような気がして感動した。
こんなにも色んな感情が交錯した曲があるんだろうかと思った。
この曲は今一番、ライブで聴きたい曲です。
こんなの生で見たらきっと一生忘れられないと思う。
〔ろくでなし〕
哀愁漂うシンプルなメロディにシンプルな歌詞。
やるせなくてけだるくて、でも、たたみかけるように歌うサビの昂ぶりが心に沁みる。
自分のことをろくでなしと言い切る人間はろくでなしなんかじゃない。
〔オレの中の宇宙〕
前曲とは打ってかわってアップテンポの軽快なリズムのこの曲。
勢いだけじゃなく、その中にもキッチリ哀愁と泥臭さと男くささが入り混じる。
この曲もサビに圧倒される。
「おふくろが用意してくれた晩ゴハン」これをサラっと歌詞に、曲にしてしまうなんて、カワイイというか、やっぱり天才だわ。
〔ロック屋(五月雨東京)〕
小学生の時の自分を歌詞にしてる部分があって、ちょっとビックリした。
人生においちゃ何やったって構わないが
オレの心と相談して嫌だなと思ったら立ち向かえ立ち向かえオノレの道を行け
オレはロック屋 オレはロック歌手
ロック屋と言い切る宮本浩次。カッコいい。
俺はロック歌手と言い切ることで自身を奮い立たせようとしていたのかも知れない。
重厚で渋くて、勇気さえももらえる曲。
〔心の生贄〕
え?音が出ない?
と思っていたら、この曲はどうやらボーナストラックで最初の5分間は無音状態。
ひたすら前向きになれる曲です。
エレカシの凄さを再認識した「俺の道」
エレカシの「俺の道」はロックさながらの激しさだけじゃなく、苦悩やそれに相反する希望、前向きに生きる大切さを感じさせる圧巻のアルバムだと思う。
何かに苦悩しながらも前に向かって進んで行く。
これは宮本浩次自身の生きざまそのもののような気がする。
それが「俺の道」というタイトルにつながったのではないかとも思います。
全身全霊でひたすら前だけを見て生きてきた、宮本浩次という「ロック歌手」
「魂の叫び」と「生命力」をまざまざと感じさせられたアルバムでした。
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