エレカシの野音2017から今日でちょうど一週間経過。
今思うと、あっと言う間に過ぎた、夢のような時間だった。
でも、長い待ち時間と立ち見席、そして帰りの夜行バスで無理な姿勢をとっていたため、しばらくは足が痛かった・・・。ナサケナイ。
47都道府県ツアーの神戸公演の時は知っていた曲が多かったけど、野音はレアと言うか、初めて聞く曲が多かった。
で、考えた。
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デビューから今に至るまで、エレカシの曲をじっくり聴いて、頭に入れたいと。
そうすりゃ、ライブでのノリも違ってくるんちゃうかな~とも。
そして、その曲の裏側も知りたいと思ってきた。
少しずつ、過去の曲を聴いてその曲ができた背景を、備忘録というか-ほぼ、覚えるためなんだけど-記して行こうかなと思う。
少しずつ、エレカシの歴史を辿って行きたい。
エレカシのデビューシングル曲「デーデ」
エレカシのデビューシングル曲の「デーデ」
1988年3月21日にEPICソニーよりリリース。
この曲を最初に聞いたのはエレカシの曲を拾い聴きするためにyoutubeを徘徊していた、今から5ヵ月ほど前。
それまでは「今宵の月のように」「悲しみの果て」と、あとCMになったようなメジャーな曲くらいしか正直知らなかったけど、この曲を聴いてぶっ飛んだ。
エレカシのイメージとチョイ違うやん!と思った。
「金の歌だ!!バカヤロー~!」
そうどなりながら歌い始める宮本さんは「悲しみの果て」を歌っている人の姿ではなかった。
・・・とそう思ってた。
これがデビューシングルって知ったのはそれから少し後になってから。
「金!金!金!」
このやたら「金!」を強調する曲で勝負するなんて、チョイびっくりした。
ハッキリ言って、一般受けする曲とは思えないこの曲を、なんでデビュー曲としてリリースしたんだろ。
・・・と言うのが正直な感想。
でも、エレカシの昔からのファンの方ならそこらへんはきっと、理解されているんでしょうね。
デビュー当時の宮本さんはかなりやさぐれてたんでしょうか。
最初はイメージと違う曲だなと思ってたけど、聞きこんで行くにつれて、だんだんと心地よくなってきた。
って言うか、すごいテンション上がります。
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エレカシ デーデ 歌詞の意味
「デーデ」の歌詞の意味についてちょっと考えてみた。
ため息ばかりついてたら 何もできないさ
こんなにつまらん世の中でも金がかたづける
当時の宮本さんの本心ではなく、あえて、全く正反対の気持ち?
「金で動く社会の現実」をあえて批判して、皮肉を込めて言葉にしてる?
という感じが否めません。
つまり、ため息つくヒマあるなら前に進め!
働いて金を稼いでから文句言え!
・・・ってことでしょうか。
なんか、当時の宮本さん独特の世界観が現れているような気がする。
心も体も売り渡せ
金があればいい
金があればなんでも手にいれることができる。
そう言い放っているものの、反面、金ですべてが支配できるそんな世の中に対して思いきり皮肉ってる。
風刺的な意味のニュアンスを感じてしまいます。
■「デーデ」の全歌詞&動画はココから見られます。➡歌ネット
エレカシ 「デーデ」が入ったアルバム
デビュー作「デーデ」はレコード盤のEPでのみ発売され、すでに廃盤。
CD化されていないシングル曲はこの「デーデ」のみだそうです。
アルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI』と同時発売されています。
エレカシの「デーデ」が入っているアルバムは現時点で以下の4枚です。
■エレファントカシマシ ベスト
■SINGLES 1988-2001
■エレカシ 自選作品集 EPIC 創世記
本当の歌詞の意味なんて、もちろん書いたご本人じゃないと分からない。
他人が考えるなんて余計なお世話かもです。
でも、一ファンとして色々分析してみるのも楽しみではあります。
もっともっとエレカシを、宮本さんを知る手がかりとなるかも。
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