エレカシ 野音 2017の感想とセットリスト

2017年9月18日、エレカシ野音2017に行ってきました。
「野音チケット当選」の日から指折り数えて、とうとうやって来た、この日。

台風の影響でギリギリまで開催されるかどうか微妙だったけれど、きっと開催されると自分の中では信じてた。

公式サイトでは当日9時00分に中止か否か発表するとあったけれど、
大阪から新幹線で行く予定だった私が乗車する時間は9時03分。
さあ、どうする？

万が一中止になったら、東京見物でもして帰ろかな、と思ってた。

9時ピッタシにサイトを確認したけど、まだサイト更新されてない・・・。
ええい、ままよ！

東京発の新幹線が発車してから確認してみたら「予定通り開催いたします」のコメントが。
ヨカッタ～！今から行きます！野音へ！

エレカシ野音 2017に参加
エレファントカシマシを愛してくれてありがとう！
エレカシ野音 2017のセットリスト
こうして野音2017は終わったけれど

エレカシ野音 2017に参加

行きの新幹線の中ではずっとエレカシを聴きながら外の景色を眺めていたら、
「今、すごく幸せ！こんな時間を与えてくれたことに感謝！」

・・・って誰に感謝してよいのかわからないけど、とにかく、今まで生きてきて良かったと、一人感慨深くなったりしてた。
山あり谷あり、地獄ありの人生だったけれど、今はとにかく、自分の人生を楽しんでる。

こうして、エレファントカシマシという音楽に出会え、迷いなく自分の道を自由に進んで行ってる。
大げさだけれど、なんだかそんな気がして、すごく幸せな気分になってしまった。

そう思っていたらなんと車窓から富士山が見えてきた。
おぉ～さらになんだかメデタイじゃないの。

11時半過ぎに東京駅に着き、とにかく日比谷公園の場所を確認したかったんで、直行で日比谷公園に向かい、到着したのが12時ちょい過ぎ。
大阪人の私でも一応アクセスは頭に入れていたので、交通機関とか道順とかは特に迷わず、すんなり着くことができた。

広い公園やなぁ～となどと思いながら、野音方向に向かっているとそこにはたくさんの人の行列が。

な、なに？グッズ購入の人の列？
グッズ買うのにこんなに並んでるの？
ちょっとびっくりした。
欲しいグッズはあったけれど、この列に入って並ぶのは無理かも。
Web販売時刻になったら買おうと思い公園内のレストランでお昼を食べた。
で、12時45分頃、webで注文しようとしたら「sold out」
なるほど・・・甘かったか。

悔しいけど、ま、いいや、仕方ない。
すごく暑かったので白シャツを脱いでＴシャツ一枚になり、しばし休憩のつもりが、なんとなく外がザワザワした気がしたので、レストランを出ることに。

しばらくしたらリハの音が聞こえてきた。
そして宮本さんらしき声。
「キャアー」と一瞬ざわめく。

これが、結構聞こえるんですよね。
なるほど、だから野音漏れライヴが人気なのか。
私も東京近郊に住んでて、チケットが外れたら、きっとココに来ちゃいますよ。

開場までまだ数時間もあるというのに、結構の人がもうすでに集まっていて、野音を囲むようにぞわぞわ～としだした。
立ち見席にやっと順番に並びだしたのが、3時くらいからで、待つこと1時間以上はあったように思う。
やっとの思いで中に入れたけれど、最前列はやっぱり無理で、なんとか二列目あたりを陣取った。
でも、前が階段だったので、人が立ってなくて、野音全体はかなりハッキリと見渡すことができた。
ただ、ちょっと遠かったので小さめだったけど、望遠鏡を持っていたので外が明るいうちはかなりよく見えましたね。

さてさて、4時20分頃からМステの生中継が始まったものの、CMの間、所在なさげに「スタート！」のカメラ合図をじ～っと待っていた4人。
この数秒間がミョ～に素人っぽくて、微笑ましかったのでした。

宮本さん、ネクタイ締めてましたね^^
なんか、カッコイイというより、カワイイ感じ。
足がヒジョーに細く見えました。
石森さんは髪を切って宮本さんにいじられてました。
石森さんは坊主頭とロン毛のイメージが強かったんですが、この髪型、すごく似合ってると思います。
清潔感溢れた、イイ男。
高緑さんは相変わらずダンディ！ドキッとするカッコ良さ。
冨永さんはなんか、なんか、ものすごくカッコイイんですけど～！

さて、Мステの「あなたが思う元気が出るウルトラソング」の生中継が始まりました。
エレカシの「俺たちの明日」はなんと43位だったんですね。
みんな盛り上がってましたね～！

エレファントカシマシを愛してくれてありがとう！

盛り上がった生中継も無事終了。
いよいよ野音ライヴ本番です。

一発目は「地元のダンナ」
そして私がエレカシにハマるきっかけとなった曲「悲しみの果て」
「星の砂」
「涙の数だけ」
と続きます。

途中、宮本さんが

「エレファントカシマシを愛してくれてありがとう！」と言われたんですが、この言葉にホロっときちゃいました。

いや、私のほうこそ「エレカシを30年続けて下さってありがとうございます！」という思いでいっぱいです。
だって30年目に私はエレカシの魅力に気づいたんですから。

いや、きっとこれからも私みたいな人がどんどん増えてくるような気がします。

「エレファントカシマシを愛してくれてありがとう！」

飾りなど一切ない、素朴でストレートな言葉。
ホントにステキな方です。

「エレファントカシマシを愛してくれてありがとう」
エレカシ 28年連続となる "聖地" 日比谷野音公演完遂！数千人の "外聴き" ファンも！https://t.co/Tfpbt47UnS #エレカシ pic.twitter.com/b6uMuBX6PI

— ローチケHMV (@lt_hmv) 2017年9月19日

エレカシの野音は今までレアな曲がたくさん演奏されているみたいなんですが、SNSなどを見ていると、今年はいつも以上にレアだったようです。
個人的には特に「星の降るような夜に」が心に響きました。
今の私には有り余るほどの、たくさんの元気をもらいました。

エレカシ歴浅い私は初めて聞く曲も何曲かありました。
いや、半分以上だったかも。
まだまだファンとは言えないなぁ～と思いつつ。

「今宵の月のように」を歌う前に、宮本さんが「僕たちの最大のヒット曲です」とコメントされたんですが、なんだか、ちょっと寂しい気がしました。
なぜそう思ってしまったんだろ・・・。

いや、たしかに「今宵の月のように」は好きです。大好きです。
まだファンではなかった時の遥か昔の曲ですが、ヒットしたのも覚えてます。

でも、この曲ももちろんそうですが、もっともっとステキな曲はたくさんある。
「ヒット曲」と一括りにするとそうかも知れないんだけど、私にとってヒット曲は他の曲でいっぱいあります。

野音で初めて聞いた曲が多かったように、まだ、発掘(？)していない曲もきっとあります。
まだまだ、あります！
人気のあるミュージシャンでも、そうそう、大きなヒットは出ないもんです！

「隠れた名曲」というのが、実にエレカシには多いんじゃないかと思うんです。
隠れた名曲＝ヒットには結びつかないこともあります。

でも、私はそれで、ファンになってしまったんです。
聴けば聴くほど、エレカシの音楽の深～い魅力にはまってしまったんです！
毎日新しい曲を発見しては感動したり、元気をもらったり。
宮本さんの才能に惚れてしまったんです！

・・・おっと、いきなりテンション上がってきてしまいました。
ヒット曲うんぬんを私がコメントすることでもないんですが。

一人のエレカシファンの小さなつぶやきでした・・・。

最後の最後まで客席は総立ち。
すごいライヴを体験できたことに感謝です。

最高のライヴと最高の言葉を本当にありがとうございました。

★宮本さんのお尻ペンペンが可愛かったです★

エレファントカシマシ野音、最高の夜に。そしてメンバーのこの勇姿！ – 山崎洋一郎の「総編集長日記」 https://t.co/lpPtPnv9c3

— rockinon.com(旧RO69) (@rockinon_com) 2017年9月18日

エレカシ野音 2017のセットリスト

2017年9月18日(月) 日比谷野外大音楽堂セットリスト
01.地元のダンナ
02.悲しみの果て
03.星の砂
04.涙の数だけ
05.Tonight
06.おまえはどこだ
07.九月の雨
08.曙光
09.too fine life
10.秋－さらば遠い夢よ－
11.真夏の星空は少しブルー
12.珍奇男
13.月の夜
14.武蔵野
15.男餓鬼道空っ風
16.昔の侍
17.シグナル
18.パワー・イン・ザ・ワールド
19.男は行く
20.友達がいるのさ
21.今宵の月のように
22.ベイベー明日は俺の夢
23.３２１０
24.RAINBOW
25.ガストロンジャー
26.ゴクロウサン
27.風と共に
28.星の降るような夜に
29.花男
30.ファイティングマン
31.待つ男